2020年11月13日金曜日

生物学実習の報告その2 当日の実習編

 10月31日(土)に、部員2名+理数科3名+中等部1名で、生物学実習を行いました。

内容は「瀬戸内海のウミウシのソーティング作業」+「ウミウシ講義」

全日本ウミウシ連合協議会理事長の中野理枝氏に、ご指導と講義をしていただきました。

 

生物学実習の当日です!

午前中は、ウミウシを分類分けし、図鑑を検索して名前を特定しました。

まずは、全員でウミウシをじっくり確認して、各々が観察したいウミウシをシャーレに移します。


 

シャーレに入れるとこんな感じです。想像していたより小さい。。。。

 

実体顕微鏡を用いると角や二次鰓(にじえら)がはっきりと観察できました。二次鰓の中の肛門もバッチリ見えます。



 

スケッチして特徴を書き込み、ウミウシの種類を同定しました。

 

午後は中野先生の講義です。文系の大学出身の先生がウミウシに魅せられ、40歳にして琉球大学理学部に進学し、さらに大学院に進まれて理学博士になられたという先生の経歴に、みんな興味津々です。ウミウシの生態だけでなく、大学のことなども話してくださり、理系進学を考えている生徒たちにはとても参考になりました。



ウミウシたちは、文化祭で展示した後にアルコール標本にしました。大切に保管したいと思います。


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